ベンツSL500の触媒修理依頼です。
今回は、弊社にお車持ち込みでの修理依頼です。
取り外す時に判明しましたが、すでに触媒に手を加えられた形跡が!
また、なんともお粗末な溶接跡が・・・
このようになれば車検に通らない可能性が有りますので、素人の様な修理業者には皆様ご注意下さい。
第一触媒に至っては、こんな感じです。
弊社より見させて頂いてあまりにも酷い溶接です。
こうなると、この後の弊社の触媒修理にも、非常に悪影響が出ます。
困ったものです。
メタル触媒に入替させて頂き、「綺麗に」溶接させて頂きました。
上記画像のお粗末な溶接とのビフォーアフター見比べて下さい。溶接のクオリティーなど一目瞭然でしょう。
触媒修理は、触媒修理専門の弊社にお任せ下さい。綺麗に確実に施工させて頂きます。
今回、修理させて頂き、結果報告ですが、弊社に持ち込まれる前にどこかは分かりませんが、業者によって施工されていました。ガラガラ音が鳴っていたのでしょうと思われます。その業者は第一触媒は、カットしたもののセラミック触媒が動いてなかったのでそのまま、溶接して戻した状態でした。
しかし、第一触媒の溶接部分でカットすると中身のセラミック触媒も少しカットされてしまいます。よって、カットするイコール中身のセラミックもダメージしますのでカットするにはリスクが伴います。そのまま戻すのは非常にどうかなと、思います。
第二触媒に至っては、ガラガラ音がしていますので中身のセラミック触媒が中で踊っていたでしょう。触媒のまた、良く見える腹底を何も考えていないのでしょう、大きく窓を開けてそこから中身のセラミックを出したようです。中身を抜いて開けた窓をお粗末は溶接で閉じておしまい。修理完了です。
えっ!それって、修理っていいますか?
いくら請求されたのか分かりませんが、ガラガラ音のするセラミックを取り除いてストレートにして戻す、音がしない!当たり前です。修理ではありません。このような業者は、たくさんあります。いままでにも、このような状態のお車もたくさん弊社に持ち込まれました。このようになると、お客様にも業者を見極める事も必要とされるかもしれません。